2008年7月18日金曜日

千葉大会、無事に終了しました

松尾貴臣です。

久しぶりの投稿となりましたが、先日の土日、7月12日と13日に無事に「日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉」が幕張メッセにて開催され、大盛況のうちに幕を閉じました!


関係者皆様、本当にお疲れ様でした!!


いやいや、僕は開会式と懇親会と閉会式と歌わせていただいたわけですが、全体を通して非常に参加者の意識の高い充実したイベントだったように思います。

いっぱい学ばせていただきました。
たくさんの方々と出会うことができました。

(開会式の様子)


すごく楽しい2日間でした。

まぁ、僕が楽しんでいる間にたくさん働いてらっしゃった方がいたわけなんですが^-^;;

歌うたいとしていい仕事が出来たのではないかと思っています。


(懇親会でスピーチをなさっている堂本暁子千葉県知事)



参加した大学院生のコメントを他のブログから拝借しました。

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大会の全体的な印象としては。終末期医療を様々な角度からとらえているな、とみんな本気で考えているな、と感じました。患者さま視点。そしてそのご家族の視点。さらにその方たちを支える人・地域の関わりかた。それぞれの立場からの一方方向の問いかけのみで終わらせていないところがよかったです。『気持ちに寄り添ったケアを。』これはどの立場でも共通の願いってか、想い。ヒトの人生なんて、テストのように正しい正解ないでしょ。だからときにアツくぶつかるんです。感情的にもなりますよ。だって、真剣だから。今の現状を肌で感じることができた講演ばかりでした。
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円をまた円で囲む。ぐるっとまた囲む。さらに囲む。もっかい囲んじゃえ。もっと囲んでしまえ。たぶん、これがケアの理想図なんじゃないかな。ひとりじゃないんだって、頼っていいんだって思える関係。
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私に残された時間はまだ明確にはわからないけど。遺してもらった時間はしっかり生きようと思いました。
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(閉会式の様子)



本当に皆様ありがとうございました。藤田さん初めスタッフの皆様お疲れ様でした。
とても貴重な体験をさせていただきました。

今後も精力的に全国展開をしつつ頑張って行きたいと思います!

2008年7月11日金曜日

「ホスピスケア」考える全国大会 明日から幕張で

朝日新聞朝刊千葉 平成20年7月11日

 がん緩和ケアを柱に全国で医療・福祉に携わる専門職と市民1千人余が集う「日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉」が、千葉市美浜区の幕張メッセで12、13両日に開かれる。地域コミュニティーの場でのホスピスケアをテーマに35の講演、シンポジウム、分科会が行われる。

 大会の会長は、県内で在宅医療を望む患者・家族の支援を行っているNPO法人ピュアの藤田敦子代表。がん対策基本法の成立で、がん診療連携拠点病院を核にした在宅療養が充実した半面、地域の受け皿となる医師、看護師、ヘルパーは大幅に不足している状況だ。終末期を支えるために創設された在宅療養支援診療所も、県内の自治体の中には1カ所も機能していないところも少なくないという。

 大会1日目は、緩和医療を20年以上実践し日本のホスピスケアをリードしてきた山崎章郎医師、川越厚医師らの講演などがある。また、コミュニティケア部会では、遺族や看護師らが患者の最期の10日間を支えた実体験を語り、子ども共育部会では虐待や不登校、我が子の死などと向き合う人たちがメッセージを交換する。

 当日参加が可能。藤田代表は「現場で先駆的に頑張っている人たちの思いを聞き、最期まで在宅で安心して過ごせることを知ってほしい」と呼びかけている。問い合わせは同大会事務局(047・326・9622=医療法人恵隆会内)へ。

*大会URL http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html

終末期ケアやがん緩和ケアのあり方を考える全国大会

by藤田敦子(NPOピュア)です。

後2回寝ると、幕張メッセで全国大会が開幕します。

現在、国の施策の方向は、病院だけでなく、在宅や介護施設での看取りを可能にする方向へ進んでいます。その方向は、私たちも望んだ方向ではありますが、高齢者世帯や独居世帯の増加の中、十分な緩和ケアを受けて、安心して穏やかな最期を迎えられる体制になっているのでしょうか?終末期ケアを実践している現場の声や患者や家族の思いは、十分反映されているのでしょうか?「がん難民」「介護難民」になってはいないのでしょうか?

柳田邦男、川越厚、山崎章郎、中川恵一、近藤克則、広井良典、藤田敦子、厚生労働省宮島俊彦などが、終末期ケアのあり方や課題を講演します。他にも「施設でのターミナルケア」や「遺族ケア」など医療・福祉の実践者からの発表や患者会からの提言など、多方面から問題を考えていきます。

申し込みは、当日、会場1階当日受付へお越しください。
2日間6,000円、1日3,000円、学生2,000円、高校生以下1,000円
日時:平成20年7月12日(土)、13日(日) 9時から
幕張メッセ国際会議場(千葉市) 043-296-0001(代)
お問い合わせは、千葉大会実行委員会事務局 TEL047-326-9622
http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html

7月12日(土)12:20~12:50 2階国際会議室にて記者会見を行います。



7月

2008年7月6日日曜日

ホスピス在宅ケア全国大会の部会ってなに?

by 藤田敦子です(NPOピュア)。

日本ホスピス在宅ケア研究会の特徴に、部会があります。
今回、千葉大会には下記が参加しています。

12日

患者会部会「患者会にとってのがん対策推進計画」

コミュニティケア部会
「在宅ホスピス実践シンポ―最後の10日間!どう支えるか」

スピリチュアルケア部会「死にゆく人との会話」内布敦子ほか

グリーフケア部会
「遺族の気持ちと遺族ケアについて一緒に語ろう考えてみよう」

子ども共育部会「子どもの命を育む大人たちに伝えたいこと」

13日

介護福祉部会「認知症ケアPartⅡコミュニティで支えよう!~コミュニティにおける認知症ケアの実践から~」

看護部会
「三者(患者・家族・医療者)のコミュニケーションはとれていますか」

市民部会
「本音で語ろう市民の思い~がん、ホスピス、介護、今困っていること、望むこと~」

自死遺族ケア部会「自死遺族の昨日まで そして明日から」

大きな会場へ参加して知識を深めるのもよし、
部会のような分科会へ参加して、日ごろの活動を深めていくのもよし。
千葉大会は、当日申込もございます。どうぞ、ご参加ください!!

日本ホスピス在宅ケア研究会HP http://www.hospice.jp/

2008年7月5日土曜日

ホスピス在宅ケア全国大会-当日申し込み大歓迎

by 藤田敦子(NPOピュア代表)です。

いよいよ、来週7月12日(土)、13日(日)に終末期の問題を考える
第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉が
幕張メッセ国際会議場(千葉市)で両日9時より開催されます。

この大会は、当日申し込みも大歓迎です。
2日間 6,000円、1日 3000円、学生2000円、高校生以下1000円です。
お申し込みは、当日会場の1階総合受付までお越しください。

大きな催事が展示場であり、会場周辺が込み合うことが予想されますので
お弁当の当日売りを若干行います。
また、18時からの懇親会も空きがございますので、当日お受けしています。

主なプログラムは、下記です。
http://www.npo-pure.npo-jp.net/leafret_other/chibachirasi2.pdf


7月12日(土) 

「在宅エンド・オブ・ライフケアの課題-全国調査とイギリスでの取り組みを踏まえて」近藤克則氏(日本福祉大学教授)

「これからのケア・社会保障・日本社会と死生観」広井良典氏(千葉大学教授)

「ホスピスケアからコミュニティケアへ」山崎章郎氏(ケアタウン小平クリニック院長)

「在宅ホスピスケアの20年を振り返って」&対談  川越 厚氏(ホームケアクリニック川越院長)×柳田邦男氏(ノンフィクション作家)

「基幹病院と地域医療の連携についての取り組み-がん難民を出さないために」下山直人氏(国立がんセンター中央病院手術・緩和医療部長)

「地域で生き抜くという道を創る」 中山康子氏(在宅緩和ケア支援センター「虹」理事長) 

昼のセミナー「患者さんと家族のペースを重視した緩和ケア-在宅での連携と実践-」藤本肇氏(ふじもと在宅緩和ケアクリニック 院長)

「死別からの共存への心理学」品川博二氏(NPO日本ケア・カウンセリング協会代表理事)

「風の楽器オルガンの調べにのせて・・」トーク&コンサート 鏑木陽子氏(聖ヨハネホスピスケア研究所、音楽療法士、オルガニスト) 石井 賢氏(バス歌手/賛助出演、オルガン提供)

「認知症の方の緩和ケア」座長苛原実氏(いらはら診療所院長)ほか

「小児在宅緩和医療」座長前田浩利氏(あおぞら診療所新松戸院長)ほか 

「アロマセラピーを学びましょう!」所澤いづみ氏(メディカルアロマ&リフレTori代表)実技あり

その他 患者部会、スピリチュアルケア部会、市民部会、コミュニティケア部会、子ども共育部会など

7月13日(日) 

シンポジウム 「新たな局面を迎えた緩和ケア―住み慣れた家での最期は可能か」
座長 宮武剛氏(目白大学教授) 基調講演 宮島俊彦氏(厚生労働省大臣官房総括審議官、11日より 老健局長に就任予定)
俵萠子氏、江口研二氏、大島伸一氏、角田直枝氏、川島孝一郎氏

シンポジウム 「もうひとつの我が家~施設のターミナルケアを考える」座長大熊由紀子氏(国際医療福祉大学教授) 
本間郁子氏、池田徹氏、石井禎子氏、八木秀明氏、佐賀宗彦氏、家族の方

「命と向き合う-日本人とがんと緩和ケア」中川恵一氏(東大病院放射線科准教授、緩和ケア診療部長)

「いのちの授業-苦しんでいる人の前で私たちができること」小澤竹俊氏(めぐみ在宅クリニック院長)

「普通の暮らし、普通の生き方、普通の死」 講演 野沢和弘氏 (応援 土橋正彦氏)          パネルディスカション:伊藤英樹氏、安西順子氏、伊藤真美氏、司会筒井啓介氏

パネルディスカッション「千葉の在宅緩和ケア」 宍戸英樹氏、小林澄子氏ほか

グリーフケア部会、自死遺族ケア部会、介護福祉部会、看護部会、一般演題など

大会イメージソング「きみに読む物語」松尾貴臣さんは、開会式、懇親会、閉会式を予定しています。

当日のお越しをお待ちしております!!