2008年3月28日金曜日

日本ホスピス・在宅ケア研究会の千葉大会演題募集中!

byNPOピュアの藤田敦子です。

今日は2本立て(っというか、さぼりすぎでした)
7月12日、13日の千葉大会は、只今演題を募集しています。残り後3日です。

第16回 日本ホスピス・在宅ケア研究会 全国大会 in千葉
一般演題募集のお知らせ (締め切り延長 3月31日(月)まで)

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会 全国大会 in千葉において、日頃の活動、実践、研究の発表をご希望の方は下記の要項に従って御応募ください。発表の基準に叶っているものであれば、医療福祉関係者、市民、患者など、どなたでも応募できます。

発表の基準:ホスピスケアと在宅ケアの福祉・介護・看護・医療問題を、医療関係者・社会福祉関係者
・市民・患者の皆さんが同じ場で対等の立場で話し合い、そして互いに学ぶための発表。
発表形式はポスター発表(昼1回に変更)、または口演(一題、発表12 分、討論 8 分、計 20 分の予定)です。ポスターか口演かは、採用演題数・内容などを検討し最終的に事務局で決定いたします。
一応、発表形式のご希望も伺いますので、要項にご記入をお願いします。
演題発表内容の区分について該当部分のチェックもお願いします。
発表時間など、当日の発表方法についての詳細は発表決定者に郵送にてお知らせします。

《演題の申込要項》
1. 演題申込締切;平成20年3月31日(3月15日より延長しました)

2. 応募資格;応募はどなたでもできます。

3.演題申込方法;演題申し込みの受付は原則として、E‐mailとファックスのみとさせていただきます。
○抄録の作成  
1.テンプレート(記入様式)を下記研究会のホームページからダウンロードし作成してください。
2.本文は1500字以内で、1ページに収まるようにお願いします。
3.ワードで作成してください。記入方法はテンプレートに説明がありますのでご覧ください。
4.発表形式のご希望、および発表内容分類欄への記入をお願いします。

詳細は下記からダウンロードください。
   日本ホスピス・在宅ケア研究会ホームページ http://www.hospice.jp/

青森県のがん対策で講演しました

byNPOピュア代表の藤田敦子です。

3月22日、23日に青森県十和田市で開催された講演会で発言をしてきました。
もう一人の講演者はすごい人でした。青森県の医療体制を立て直すために、国立がんセンター東病院から招かれた吉田茂昭氏!先端医療についてや青森県のがん対策や医療体制について話されました。

私は、ピュア誕生秘話、千葉県との協働、国への働きかけ、そして家での父の穏やかな死を話してきました。青森では、ボランティアの皆さまや医師会の方々にも、とっても温かな歓迎を受けて、久々に仕事とはいえ、のんびりさせてもらいました。八甲田山は、なかなか見れないそうですが、上手に写っているでしょうか?青森県の現状については、下記の新聞を参照くださいね。すごいです!!


「がん診療センター」設置へ準備着々県立中央病院、4月稼働へ試行態勢
陸奥新報2008/1/1 火曜日
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/01/370.html 
県立中央病院が2008年4月の本格稼働を目指す「がん診療センター」の設置に向けた準備作業が進んでいる。同院のセンター化は建物を新設するのではなく、既存の病棟を再編し、総合病院の中にセンター機能を設けるという全国的にも珍しい方法。1月下旬には病棟再編の工事が終了、仮試行できる態勢が整うもようだ。地域の総合病院は限られた人員で、がん以外の疾患にも広く対応しなければならない。県病の方法は、限られた資源を最大限活用する現実的な選択として全国的にも注目を集めそうだ。 県病のセンター化構想は「がん」「循環器」「脳神経」の三センターを設置、診療科の垣根を越えたチーム医療で、三大死因のがん、心疾患、脳卒中に対応するもの。 特に県民の死因で最も多いがんには重点的に取り組み、放射線治療や化学療法を含めたチームによる医療を提供。がん相談窓口や緩和ケアの取り組み、同院で扱ったがん情報の蓄積・分析を行い、今後に役立てる「院内がん登録」の充実、他病院との連携体制の構築や情報発信など総合的にがん対策を充実させる。 チーム医療実現のために着手したのが病棟再編。一般病床689床のうち、6―8階にがん診療を主体とする診療科(呼吸器内科、呼吸器外科、化学療法科など)を中心として270床を集約。同様に八階一部を循環器センター、九階一部を脳神経センターとし、病棟を組み直した。 診断や治療方針は、センターとしてのガイドライン的なものを打ち出し、治療の検証なども全体として行うことで、底上げを図る。 陣頭指揮を執るのは2007年4月に国立がんセンター東病院長から赴任した吉田茂昭院長だ。吉田院長は県病のセンター化の手法を「現実的な選択」と話す。がんセンターは新設すると財政負担はもちろん、専門スタッフの確保も厳しい。以前から、破(は)綻(たん)を招かない効率的な経営を行うためには、総合病院内のセンター設置が望ましいと考えていたという。 総合病院はほかの疾患にも広く対応するため、がん以外の異常にも柔軟に対応できるのが強み。同院は今後、総合診療部門を設け、専門外の見落としもないような診療体系を構築していく方針。 しかし病棟再編や職員の意識改革は容易ではない。関係者らは「吉田氏のリーダーシップが大きい」という。 県立病院である県病はほかの自治体病院では対応困難な部分を集約、全県的に対応するのが使命―というのが吉田氏の考え。今回のセンター化で三大死因に対応するのを手始めに、周産期と救急医療の充実、また地域の医療資源をより効果的に活用するための連携についても検討を進める

2008年3月21日金曜日

G20ちば2008記念国際フォーラムで歌って来ました!

by 貴臣

松尾貴臣です。

久しぶりの日記です。

最近は音楽活動においてすごく充実した日々を過ごしています。


その中でも特筆すべきは3月9日(日)に幕張メッセにて行われた「G20ちば2008記念国際フォーラム」で歌ったことです。

初メッセ!!

在宅ケア・ホスピス研究会より先に歌ってしまいました。(笑)


このフォーラムは平たく言えば、環境を考えるシンポジウムです。

僕は堂本県知事の依頼により、大多喜町立老川小学校の小学生が書いた歌詞に曲を乗せ歌うという仕事いただきました。

こういう試みは初めてだったので非常に燃えました!

楽しかったです^-^

出来も上出来だった!のではないかと思っています。

こちらで無料ダウンロードできますので良かったら聴いてみてください。当日の詳細も記載してあります。


今後、この歌を通して千葉県の環境への取組みの活性化に携われたらいいなぁと思っています。


2008年3月4日火曜日

千葉県がん対策推進計画(素案)が公開される

NPOピュア代表の藤田敦子です。東京ドームで行われた世界のらん展へ行って来ました。とってもきれいでした。上の画像は、デイスプレイ大賞をとったものです。

さて、私も委員になり、策定に関わった千葉県がん対策推進計画(素案)が、やっと日の目を見ました。他の県では、患者委員が入ったときにはすでに素案ができていて、そこにただ意見を言うだけのところが多いですが、千葉県は違います。
まず、患者・家族にアンケートをとることからはじめ、案ができるたびに、委員へ送られてきて、毎回6ページぐらいの意見を伝えました。ぎりぎりまで、委員から出た意見を議論して、そしてやっと素案が公開されています。

(仮称)千葉県がん対策推進計画(素案)http://www.pref.chiba.jp/syozoku/b_kouhou/center/pubcom/ichiran.htm

先般行った在宅がん緩和ケアフォーラムでデーケン先生が千葉県へ送られた4つの提言も、この中に入りました。すごいです!最高のフォーラムでした。デーケン先生、ありがとうございます!

①教育:中学や高校で死生観を育み、生と死を考える教育。
②ホスピス・ボランティアの養成。
③デイケア・ホスピスの開設。患者同士の交流ができ、かつ家族は休息が取れ、看病にあたる家族の燃え尽き症候群を避けるためにも必要。
④家族への悲嘆教育。大切な人の死を予期したときから始まる悲嘆へのケア。そして死別後の悲嘆からどのように立ち直るかというグリーフ・ワークについて学ぶ教育。

私もたくさんの意見を伝えています。一番は、がん診療連携拠点病院を二次医療圏にひとつでなく整備していくこと、そして人材の育成、都道府県がん診療連携拠点病院である千葉県がんセンターの強化による治療から緩和ケアまでの一貫した地域と連携したケア体制を作っていくこと。私たちも参加した形での相談体制や情報提供を作ること。窓口を市町村に広げること。患者さんが集えるデイサロンの開設やボランティアの育成。子供たちへのいのちの教育や家族への悲嘆ケアの重要性・・・・。

皆様、パブリックコメントは、3月4日から3月17日までです。どうぞ、多くの意見を寄せてくださいね。