2008年1月25日金曜日

千葉県文化振興課主催の音楽イベント「フェスタ"演(えんじ)、鑑(みて)、語(かたる)"」に出演します!

by 松尾貴臣

2月3日(日)に千葉県文化会館 大ホールにて行なわれる千葉県主催の音楽イベントに出演することになりました。

詳細はこちらです。


もう応募期間は終わっていますが、僕が無料招待券を持っていますので、ご興味のある方はぜひomitaka@omitaka.com までメールをください。


今年は全国いろんなところで歌いたいです!
招待していただける団体を大募集しています!医療関係でも、NPOでも、町内会でもお気軽にご連絡ください^-^

2008年1月7日月曜日

新たな局面を迎えた緩和ケア-住み慣れた家での最期は可能か

by藤田敦子

NPO法人「ピュア」の藤田敦子です。今日は、千葉大会の企画紹介です。
先ず第一陣は、7月13日(日)のメイン企画コンベンションホールで開催されるシンポジウムです。

平成20年7月13日(日) 9:00~11:50 コンベンションホール
「新たな局面を迎えた緩和ケア-住み慣れた家での最期は可能か」

がん対策基本法では、緩和ケアを施設でも在宅でも提供しなさいと言っています。そして2008年の診療報酬でも、緩和ケアに対して触れられています。文部科学省の教育プログラムも動き出し、まさに2008年は、「緩和ケア元年」となります。患者の願いは、痛みや苦しみをなくしてほしい、そして普通の生活を最後まで送っていたい、さらに、家にいても介護者に負担をかけたくないでしょうか。すべてのがん患者が、緩和ケアを受けられるように、地域の中で提供できる緩和ケアシステムを作る必要があります。

そして4月から、高齢者医療制度が新たに出来ました。多くの国民はまだ気がついていませんが、これから団塊の世代が高齢者となり、大変な時代がやってきます。手術のために入院をしたくても、多くの高齢者が病院にいて、家に戻ることが出来ないために、第二次社会的入院が起こることも考えられます。また、とても家に帰れる状態ではないと患者側が思っても、退院を迫られてきます。では、どうしたらいいのか。在宅医療の推進は、医療費削減のためだけではないのです。患者は早く入院をしたい、でも退院したくない、でも空きベットがなければ新しい患者を病院は受け入れることはできません。
がんは国民一番の死亡原因になっています。高齢社会を迎えた今、患者を含めて皆がどうあるべきか、何を選択していくのか、それを自らのこととして考える必要が出てきていると私は思います。

緩和ケアのこと、在宅医療のことを、今現在、どのような動きがあり、今後、どう変わっていこうとしているのか。何を変えていけばいいのか。厚生労働省の担当者による基調講演の後、各界を代表する方々にお集まり頂いて、現状報告を頂き、そして全体討論を行っていきます。総合司会は、宮武剛さん(目白大学教授)です。年が明けましたので、これから内容を煮詰めていきますが、今日は、講師をご紹介しますね。皆さん、厚生労働省関係で委員になっている方々ばかりです。司会が宮武さんですから、発表をして終わりなんてことにはなりません。13日に、ぜひお越しくださいね。

企画は、私、NPO法人「ピュア」藤田敦子
司会は、目白大学教授(元毎日新聞社論説委員)の宮武剛さん
厚生労働省をはじめ、たくさんの審議会の委員になっておられます。

基調講演 厚生労働省の担当者(これから、依頼に入ります)

パネリスト
1.厚生労働省
2.患者          がん患者支援機構理事長  俵 萌子氏
3.緩和ケア(学会)  日本緩和医療学会理事長 江口研二氏
4.在宅医療(国)   国立長寿医療センター総長  大島伸一氏
5.訪問看護      日本訪問看護振興財団    角田直枝氏
6.在宅医実践者   仙台往診クリニック院長    川島孝一郎氏

千葉大会については、下記をどうぞ。
http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html

2008年1月2日水曜日

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉に向けて

by 藤田敦子

NPO法人「ピュア」の藤田敦子です。
お天気で爽快な元旦を終え、7月12日、13日の第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会in千葉に向けて、第一歩を踏み出しました。この全国大会を千葉にと決めてから、ずっと緊張で心も身体もがんじがらめになっています。っというのも、普通は研究会によく参加しているメンバーが2・3人いて、「やろうか」という話になるのですが、千葉にはどうも私一人しかいないようなのです・・・。

じゃあ何故、こんな無謀なことをしようと決意したかというと、それは本物の緩和ケアを広めたいと思ったから。緩和ケアの技術もなかなか現場は忙しくて勉強することはできませんし、福祉や一般の人が参加できる学会がほとんどなく、まだまだ、最期の最期に入る緩和ケア病棟しか知らない人はたくさんいます。なんだか多くの人は緩和ケアを誤解しているようですが、死を悟って、本当に死にたいなんて思う人がいるなんて、私には思えないのです。もしそういう人が目の前にいるのなら、それは【希望】を見失っているからだと思います。希望がないのは、楽しい・嬉しいと思える明日がないから。死を前にして不謹慎ですか?違うと思うのです。

どんな状態でも「明日が来ると信じ、明日も無事に過ぎてほしいと願う」その気持ちをずっと持ち続けられるようにケアを提供することが、緩和ケアだと思うのです。

希望を持ち続けるためには、思いが込められた地域が大切だし、緊張せず安心していられる家(HOME)にずっといたいと思う気持ちに、寄り添って、実現させていくことが必要なんです。

千葉大会は、今、演題募集が始まりました。口演とポスター発表の2つを用意してあります。 千葉大会の詳細はこちらです。最新のプログラムも見れます。
 http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html
もちろん、がんの緩和ケアだけでなく、認知症や難病・小児・障がいをもった人を支える試みも大歓迎です。ぜひ、ご参加ください。そして大会後に、同じ試みを持った人同士、また異文化の人たちのネットワークを築いていってもらいたいと思っています。力不足の大会会長ですが、思いをいっぱい持って実行委員のみんなとがんばっていきます。

実家にて英気を充電中して、1月7日からスタートです。